ソウル市のシンボルで、正義や公正を象徴する伝統上の動物「カイチ」がソウル市民に会いにくる。 　ソウル市は30日から来月6日まで、光化門広場でカイチに関する43作品を展示する「カイチ・パレード」 を開催する。 　パレードに登場するカイチは彫刻や絵画、オブジェなど、アーティスト43人が想像力を駆使して作り 上げたもの。伝統的な韓服を着たカイチがいるかと思えば、スーパーマンやカウボーイ姿のカイチもある。 子供たちが乗って遊ぶことができる「木馬カイチ」や、顔の部分が市民の顔に変わる「わたしにそっくりな カイチ」も登場する。 　参加アーティスト8人は国際結婚の家族や外国人労働者と一緒に作品を作った。そのうち二人は 展示期間中、光化門広場で市民と一緒に作品を完成させる予定だ。 　ソウル市はカイチ・パレード期間中、フォトゾーンや体験スペースを設置、「カイチ・フェスティバル」を行う ことも企画している。フォトゾーンでは、カイチと並んで写真を撮ると、その場で無料でプリントしてくれる。 体験スペースでは、カイチのキャラクターをあしらったボディーペインティングや石けん作りが予定されている。 　カイチ・パレードとフェスティバルは、来月9日のソウル・デザイン・オリンピック（SDO）開幕と同時に、 ソウル・オリンピック・メーンスタジアムやソウル広場に会場を移して開催される。 【韓国】伝説上の動物「カイチ」がソウルのシンボルに〜6日に公聴会[05/02] 韓国のカイチ 中国のカイチ